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大江です。2025年5月24日(土)に開催された「IR Reading 2025春」にて、論文紹介をしてきました。

IR Readingは、情報アクセス分野に関する主要国際会議の論文読み合わせをおこなう勉強会で、定期的に開催されています。 参加者は大学生・大学院生のみならず、企業の研究員の方や、教員など様々です。

ファッションに関する情報アクセス技術の研究者である私は、「Personalised Outfit Recommendation via History-aware Transformers」という論文を紹介しました。

この論文は、ECユーザの購入履歴を使い、個人の嗜好にあったコーディネートを推薦する手法を提案するという内容でした。

トップカンファレンスでも取り扱われるほど、「ファッション×情報アクセス」の研究はホットな分野ですね。

私もいつか自分の論文を紹介してみたいです。

他にも、LLMの情報アクセスへの応用や、密検索、マルチモーダルLLM、RAGなど、情報アクセス技術の研究者として聞き逃せない話題が飛び交う勉強会でした。

例年通りなら秋ごろにまた開催されるそうなので、積極的に参加して最新の研究動向をキャッチアップしたいところです。

この記事を読んで気になった方、実は聴講としても参加可能なので、次回ぜひ参加してみは???

以下、IR Reading 2025春及び紹介した論文の詳細です。

IR Reading 2025春

紹介論文
Personalised Outfit Recommendation via History-aware Transformers, Myong Chol Jung, Julien Monteil, Philip Schulz, Volodymyr Vaskovych, The 18th ACM International Conference on Web Search and Data Mining(WSDM2025), 2025, [pdf]

更新日時: