【発表】ICMR2026にて研究発表をおこないました
こんにちは、大江です。
出張や論文執筆など、色々てんてこ舞いの日々でした…
本題に戻りまして、2026年6月16日から19日の4日間にかけて開催された国際会議「The **16th ACM International Conference on Multimedia Retrieval (ICMR2026)**」にて、研究発表をおこないました。
ICMRはマルチメディア検索に関するトップカンファレンスです。画像・動画・音声や複数モーダルを跨いだ検索に関する最新技術の研究論文が数多く発表されました。
今年はオランダのアムステルダムで開催されました。私にとっては2度目の国際会議ですが、前回のiiWASが日本国内開催だったこともあり、初の海外渡航経験にもなりました。
そこで、大変遅くにはなりましたが、カンファレンスの様子や現地での暮らしについて、24歳にしてようやく国外に出た男が簡単にレポートしていきます。
学会の様子
会議はKIT(王立熱帯研究所)と呼ばれる会場で開催されました。空港から電車→トラムの順に乗り継いで、30分くらいかかりました。

今年は1,000件を超える投稿数と約30%の採択率という、かなり競争率の高い学会となりました。
マルチモーダルな検索技術や、検索のためのデータセット構築や分析といった研究内容が多くみられました。
発表
現地参加の発表者には、発表10分・質疑5分の計15分の時間が割り当てられます。

今回私は、M1の間に取り組んだ「シチュエーションからのコーディネート画像生成とそのためのデータセット作成」という内容を発表しました。
「ファッション」というドメインの珍しさや、画像生成とキャプショニングの難易度差に注目した点が面白いと、様々な方から評価をいただきました。
また、データセットの性質や、自動評価とユーザスタディの結果の違いに関して、聴衆や参加者の方々と議論しました。
莊司先生からは、「僕よりも英語プレゼン上手いよ」と言っていただけきとても嬉しかったです。ずっとにやにやしてました。
ボートツアー
会議の2日目には、ボートに乗りながらアムステルダムの街並みを見て回るツアーが実施されました。

ボートの中ではお酒が振舞われ、参加者との交流を楽しみました。
カンファレンスディナー
会議3日目には、会場から15分ほど歩いたレストランにてディナーが振舞われました。

前菜・メイン・デザートの3品で構成されるフレンチのコースでした。
人生初フレンチコースを、ヨーロッパの地で味わえるとは思ってもいませんでした。とても感動しました。
アムステルダムでの暮らし
私にとって初の海外渡航となり、見えるもの聞こえるもの食べるものすべてが新鮮でした。 アムステルダムはとても素敵な街で、特に印象に残っているものを書き残しておきたいと思います。
街並み
アムステルダムの街を様子を写した一枚です。

川に沿って、密集した住宅が並んでいるのがヨーロッパらしくて良いですね。
UNIQLOも発見しました。後輩の杉田君が写真を撮ってくれました。

(なんかこの写真の私、足が長いな…)
食事
現地で食べる料理はどれも美味しく、オランダの人々の食文化に触れることができました。
芋料理
オランダでは、メインの料理の付け合わせにマッシュポテトやふかし芋が出されます。 日本でいうところの「定食の白米」が、芋になっているイメージです。

ハーブやチーズの香りがして、メインの料理を引き立てていました。
ハーリングサンドイッチ
にしんの塩漬けをピクルスと一緒に分厚いバンズで挟んだサンドイッチです。

海外で生魚を食べられるとは思っていなかったので、現地で先生からこのサンドイッチの話を聞いたときはとてもわくわくしました。
生臭さや癖もなく、とても美味しかったです。「オランダで何が一番おいしかった?」と聞かれたら、私はこのハーリングサンドイッチを挙げます。
観光
合間を縫って、現地の観光もしてきました。
アムステルダム国立美術館
ゴッホの自画像やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」で有名なアムステルダム国立美術館に行ってきました。

美術館の中には多数の作品がテーマや時代ごとに展示されており、タイムスリップをしているような気分でした。

世界で最も美しい図書館の一つとされるカイパース図書館もみることができました。
お土産
こんなにもたくさんのお土産を買ってしまいました。(これはその一部です。もちろん家族や友人にも別で買っています。)

特にミッフィーのグッズが可愛すぎて、たくさん買いました。
うさぎを買っている祖父母家にもミッフィーのグッズを贈りました。
ICMR2026を終えて
トップカンファレンスでの発表と海外渡航という、非常に貴重な体験をさせていただきました。
他の研究者の発表内容を聞いたり、参加者との議論を通して、より一層研究に対する熱意が高まった気がします。
修了まで残り約半年ですが、可能な限り研究成果をこうして外部に発表できるよう努めてまいります。
また、こうした現地の発表の機会を提供してくださった莊司先生、金銭面での支援を下さった両親には、心から感謝しております。
書誌情報
ICMR2026にて発表された研究論文の書誌情報は以下の通りです。ACMのOpen Accessから閲覧可能となっております。
- Asymmetric Pipeline for Dataset Construction and Situation-aware Generative Outfit Retrieval Leveraging Differences in Task Difficulty, Yuma Oe, Katsumi Tanaka, Yoshiyuki Shoji, Proc. of The 16th ACM International Conference on Multimedia Retrieval (ICMR2026), to appear, 2026. [pdf]
- Retrieval of LoRA Models based on Layer-Wise Weight Embedding without Metadata, Yuro Kanada, Yuma Oe, Huu-Long Pham, Makoto P. Kato, Hiroaki Ohshima, Sumio Fijita, Yoshiyuki Shoji, Proc. of The 16th ACM International Conference on Multimedia Retrieval (ICMR2026), to appear, 2026. [pdf]
また、今年度のICMRでは、ポスター発表の代替としてプレゼンテーションを事前に録画し動画をYouTube上にアップロードするという試みがおこなわれました。
以下のリンクから、本会議前に録画された私のプレゼンテーションの動画をご視聴いただけます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この後すぐ、MIRU2026の参加レポートを書きます!